忘年会や新年会の季節が近づいてきましたね!コロナ禍の中、開催されるかどうかは怪しいけれど、年末年始はごちそう続きになる家庭も多いはず。
ごちそう続きの私のお供は、毎回決まって黒烏龍茶です!
美味しいものをいっぱい食べたいけど、体型が気になるし…。今まで私は、そんな時は黒烏龍茶を飲んで安心して「よーし!いっぱい食べるぞ!」とたくさん料理を堪能していました。
ですが私、知ってしまったんです。
黒烏龍茶の効果は微々たるものだと…!
今回の記事では、
- 黒烏龍茶の特徴
- 黒烏龍茶の効果
- 黒烏龍茶の飲むタイミング
をちょっと深堀していきます。
まずは、黒烏龍茶の特徴をざっくりと
黒烏龍茶とは、サントリーが特定保健用食品として開発し、2006年から発売しているお茶です。
黒烏龍茶というお茶の種類があると思っていたけど、実は黒烏龍茶は商品名なんだって。
黒烏龍茶の特徴は3つ!
- 脂肪の吸収抑制効果がある「ウーロン茶重合(じゅうごう)ポリフェノール」を多く含んでいる。(通常のウーロン茶よりもたくさん含んでいる)
- サントリーの独自のブレンド・製法技術によって、飲み続けても渋みが残らず、さっぱりとした後味
- 健康の維持や増進に役立つことが証明され、「日本人間ドック検診協会」の推薦商品でもある
公式サイトは食事の脂専門トクホとして、中華や焼肉など脂っこい料理のお供に黒烏龍茶を推しています。
食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させるので、食後の血中中性脂肪の上昇を抑えるとともに、体に脂肪がつきにくいのが特徴です。脂肪の多い食事を摂りがちな方、血中中性脂肪が高めの方、体脂肪が気になる方の食生活改善に役立ちます。
引用:サントリー ホームページ (suntory.co.jp)
黒烏龍茶を飲めば、脂っこいものを食べてもカロリーゼロになる!なんてぐらいの効果があると信じていました。
ですが、実はそうじゃなかったんです。
黒烏龍茶を飲んで減るカロリーは、なんと100分の1程度
黒烏龍茶を飲んで減るカロリーは100分の1程度という事実を知ってしまったんです。
そのキッカケは、こちらの『晋遊舎ムック ずぼらダイエット the BEST
雑誌にはこう書いてありました。
「脂肪の吸収を抑える」ウリ文句で有名な黒ウーロン茶は、意味はあるものの実際の効果は微々たるもの。1カ月で50g程度脂肪が落ちれば上々という程度なので、そもそも極端な肥満体質でなければダイエットとして変化を感じられる可能性は低いんです。
引用:晋遊舎ムック ずぼらダイエット the BEST(116ページ)
そんなバナナ!!!
今まで黒烏龍茶さえ飲んでいれば大丈夫と思って、安心していっぱい食べていたのに、なんてこった!…もう衝撃でした。
だけど、黒烏龍茶のダイエット効果は全くないというわけではなくて、飲み方さえ気をつければダイエット効果は期待できるとのこと。黒烏龍茶を飲まないよりも、黒烏龍茶を飲むほうが『脂肪がつきにくい』ということは確かなのです。
黒烏龍茶飲むタイミング|飲むときに気をつけること
念の為にお伝えしておくと、黒烏龍茶を飲むだけではやせることは出来ません。
黒烏龍茶の効果的な飲み方は、食事の時に1本(350ml)を目安に飲むこと。
体脂肪が気になる方は食事の際に1日2回(1回350ml)を目安に飲んでください。
ただ、ここで気をつけなければならない点が2つあります。
黒烏龍茶は食事中に飲むこと
黒烏龍茶は食事を食べながら飲むのが正しい飲み方です。
黒烏龍茶に関する、このような研究データがあります。
ヒト試験では、食事と一緒にOTPP強化ウーロン茶を飲むと、飲まなかった時に比べて、食後の血中中性脂肪の上昇が約20%抑制されるという結果が出ました。
引用:黒烏龍茶とは?|サントリー黒烏龍茶 (suntory.co.jp)
なぜ黒烏龍茶を飲むと脂肪の吸収が抑制されるかというと、黒烏龍茶に多く含まれる『ウーロン茶重合ポリフェノール』が食事の際の脂肪を分解して体内に吸収しようとする消化酵素リパーゼを抑制してくれるからなんです。
食前食後ではなく、食事中ということが大事なポイント!
黒烏龍茶を飲みすぎると悪い症状がでる
黒烏龍茶の飲む目安として、食事中1日2回合計700mlまでの量が推奨されています。
ですが「もし黒烏龍茶を飲みすぎた場合、副作用はあるの?」って気になりますよね。
飲み過ぎた場合、こんな症状が出る可能性があります!
- めまい、ふらつき、貧血:黒烏龍茶に含まれるカフェインとタンニンを過剰摂取することで鉄分の吸収が阻害されるため
- 胃痛:過剰摂取することで胃粘膜を傷つけ、胃に負担をかけてしまう
- 吐き気・下痢:胃の粘膜を荒らして、消化不良をおこすため
沢山摂取すれば、効果がパワーアップするということはないので、適量を守って飲むようにしてください。
さいごに
ということで、年末年始のごちそうパラダイスの時でも、黒烏龍茶は役に立ってくれそうです。(補充しとかなきゃ!)
ちなみに、短期間だけ飲むよりも、毎日飲み続ける方が効果は実感しやすいとのこと。
なんでも、「1年以上黒烏龍茶を毎日1本飲み続けたら、健康診断でコレステロール値や中性脂肪が下がっていた!」なんて嬉しい声もありました。
それに研究データでも、飲み続けることで脂肪がつきにくいという結果もでています。
血中中性脂肪対策だけでなく、体の脂肪にも「黒烏龍茶OTPP」。「黒烏龍茶OTPP」を食事と一緒に1回1本(350ml)、1日2本を継続して飲むと、飲まなかった時に比べて体に脂肪がつきにくいという結果が出ました。
引用:黒烏龍茶とは?|サントリー黒烏龍茶 (suntory.co.jp)
個人差もあるかと思いますが、やっぱり継続は力なり!ですね。