家事に育児に仕事に、やらなくちゃいけないことを一つ一つこなしていく。だけど振り返ってみると、思ったよりも出来ていないことが多すぎて、嫌になったり。イライラしちゃって、子供に当たってしまったり。
「あ、やばい。今、わたし余裕ないな」って。
そう気づくと心がずどーんと重くなって、モヤモヤしてしまう感覚に陥ります。
そんな時は、ゆるく丁寧に過ごすように心がけています。
そうするとね、心にちょっぴり余裕が生まれて、穏やかな気持ちになれるんです。
今回の記事の内容
- イライラの原因は理想の母親像
- ゆるく丁寧を心がけて過ごす5つの方法
時間に追われて子供にイライラ。その原因は思い込みだった

時間通りに動けない子供達
朝は〇時に起こして、〇時までに家を出て保育園に行って、帰宅後は〇時に寝かしつけをしなくちゃ。いつの間にか1日の流れが出来ていて、時計とずっとにらめっこな日々。
でも、時間通りに動いてくれないのが子供。
毎朝、毎晩、必ず1回は私からの雷が落ちます。
「早くして!」「急いで!」イライラしながら子供に言葉をぶつけると、余計にぐずってしまい、さらに時間がかかってしまう悪循環!
毎日毎日が大変で、本当はイライラしたくないのに。
イライラの原因は子供ではなくて自分自身
結婚して子供を産んだ時、「家族のために頑張りたい」という気持ちと「子供にとってこんなママになりたい」という想いがうまれました。こうして出来上がった理想の母親像。
実は、この理想の母親像がイライラの原因でした。
理想像があるからこそ、現実と比べて出来ていないことにイライラしたり。時間にも追われ、やるべきことが出来ていないと落ち込んだり。
キャパオーバーしちゃうくらい頑張ってるから、いつも空回ってしまうのです。
「理想の母親像は追わなくてもいい。今の自分を認めよう」そう思うのが1番ですが、なかなか難しいものです。
丁寧に、ゆるりと。今日から出来る5つのこと

理想像は捨てきれない。でも、イライラはどうにかしたい。
もしかしたら、いつもせかせかと生きているからかしらと…と悩みに悩み、慌ただしい時でも丁寧に、ゆっくりな動作を心がけることを始めました。(絶対にしなきゃじゃなくて、出来る範囲でゆるーく)
車の運転での例え
時間がないからとアクセルを飛ばして運転して、赤信号にたくさん引っかかってしまう車。丁寧に運転したら、赤信号に引っかからずスムーズに移動が出来た車。そうして同時に出発しても、だいたい同じ時間に両方の車が到着する。
結果的に丁寧に運転する方が安全で安心して気持ちよく目的地にたどり着く。(だったら丁寧な方がいいですよねっていう話)
丁寧にするからといって特別時間がかかりすぎるってことはありませんでした。
むしろ、いつもの行動をゆるく丁寧にすることで心の余裕が生まれたからか、いつもよりも早く終えることが出来た日も。
- コップを両手で持って飲む
- ゆっくり話す
- よく噛んで味わって食べる
- テーブルの上には物を置かず、いつもキレイに
- ハンドケアをする
どれもそんなに難しいことではないので、「やってみようかな」っていうものがあれば、取り入れてみてください。
①コップを両手で持って飲む

「焦ってる…焦ってるよ、自分」と、心の余裕の無さを感じたら、両手でカップを持って、そっとお茶を飲んでください。
両手でコップを持って飲む。ただそれだけの動作で心は不思議と落ち着きます。
この方法は『がんばりすぎない休み方』という本に書かれていた内容で、読んだ後に取り入れてみました。

②ゆっくり話す

ゆっくりおっとり話してる人で、気性が激しい人を見かけたことがありません。
私は、むしろ反対で早口になってしまうタイプ。早口な人って、自分より遅い人(=子供)に対してイライラしやすい傾向があるんです。
そう気づいてから、ゆっくりおっとり話すよう意識しています。
するとね、今まで小さなことでイライラしていたことが全く気にならなくなってしまったんです。不思議ですよね。
③よく噛んで味わって食べる

「よく噛んで味わって食べる」とか、子育て中は絶対無理!と言って、出産前よりも早食いになりました。(カレーライスは飲み物です)
ある時、自分が手間暇かけて作ったご飯を猛スピードで食べ終えることが虚しく感じました。
そこで、「最初のひと口だけでも味わって食べよう」「早起きできたから、たまには一人でゆっくり食べよう」そんな感じで、ゆっくり食べる時間をつくっていきました。
④テーブルの上には物を置かず、いつもキレイに

片づけても片づけても部屋中にあふれる子供のおもちゃ。それが、ダイニングテーブルの上にまでも進出してきました。
おもちゃだけでなく、個人の持ち物やテレビのリモコンや色んなものがテーブルを占拠していて、テーブルが目に入るたびに心がモヤモヤしてストレスを感じるようになりました。
テーブルに物を置きっぱなしにならないように、こまめに片づけるようにしたところ、テーブルがスッキリするのと同じく心がスッキリしました。
こまめに片づけれない時は、一時置き場として100均のケースに物を入れて、テーブル下に隠しています。
⑤ハンドケアをする

水回りの家事、赤ちゃんのオムツ替え、こまめなアルコール消毒もしているので刺激を受けて荒れまくりの手。
この荒れた手は毎日頑張っている証。「いつもありがとう」って思いながら、こまめにハンドクリームを塗っています。
忙しいと、ついつい自分のことが後回しになってしまう毎日。
ハンドケアじゃなくてもいいんです。自分の体の部位ひとつだけでいいので労わって、自分を大切にすることで、前向きな気持ちになることができます。
さいごに
親のイライラで怒鳴ってしまうと、子供にこんな悪影響があります。
・親の顔色をうかがうようになる
・失敗を恐れて積極的に行動しない
・自分に自信がもてない
子供に悪影響があると分かっていながらも、コントロールが難しいイライラ。(イライラするのは仕方がない、だって人間だもの。)
ゆるく丁寧を意識して、イライラする日常から抜け出してみませんか?
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